予言や未来予測に惑わされないスピリチュアルな視点について「2025年7月、地震、津波、人口減少、第三次世界大戦」

スピリチュアルメッセージ

「起きていない未来に思い悩み、過ぎ去った過去に思いをはせ、目の前で起きている現実に向き合わない。こんな不幸なことはありません」天導

最近になって、より勢いを増してスピリチュアル界隈では、2025年7月を中心に不安や恐怖を煽る未来予測や予言が増えてきましたね。こんな状況だからこそ、スピリチュアルな統合の観点から、この予言や未来予測についての立ち振る舞いを一緒に学んでいきたいと考えております。

未来というのは統合の観点でいえば、起きていない現象ですね。これは、今を忘れた時に生じる現象です。つまり、これは商売ネタになりますね。未来は、まだ起きていないので、何の責任もなく、今の時間を奪っていくことができます。発言した人の責任は、一切伴わないのが予言ですね。だれも責任を取ってくれません。皆さんは、本来今起きている現実が全てで、最重要なテーマです。そこから離されてしまうようなテーマの一つと考えることができます。また、未来は確実に今という瞬間として、やがてやってくるので、明日は明日自身が思い煩うだろうという聖書の言葉の通り、今考えることではありません。

未来を予測するというのは、起きていない現象をあれこれを想像させて、目の前の現実から離してしまう行為ですと言いました。これはどうゆうことだと思いますか。私たちは、すべての魂の課題は、今この瞬間に起きているわけです。これに向き合わずして、魂の成長は待っていないわけです。不安や恐怖というのは、統合という視点からかけはなれてしまう行為です。つまり一人一人の成長を妨げる行為になってしまっているのが、あらゆる欲望や刺激として世界中にちりばめられており、その一つが予言や未来予測です。ここには非常に気を付ける必要があります。私たちというのは、今この瞬間にどうあるのかを全宇宙に向けて発信している存在ですね。そしてすべては心一つです。ですからその心の状態が、不安や恐怖でいっぱいになるというのは、心軽やかに、そして幸せに暮らすことを遠ざけているわけです。私たち一人一人は幸せに生きていくことができます。それを求めていく権利もあります。この幸せに生きていく要素に、未来の視点はありません。また過去の視点もありません。今という視点が必要です。そして未来は想像を掻き立てる行為ですね。なぜなら何もおきていないからですね。私たちの想像力というのは果てしないです。それだけの力を与えられていると解釈することもできるでしょう。そして起きていない現象は、実際にどのように起きるのかを当てようが当てまいがあなたには直接関係ないですね。現象は生じた時に対処すれば十分です。そして最適な対応は、あなた自身にすでにあるんです。ここを求道していく時間を作っていくことが遥かに重要なんです。

言い方を変えましょう。本当に統合して幸せになりたい人にとって、スピリチュアルな予言や未来予測は、不要な不安や混乱を巻き起こすだけです。発信している人は、自身が発した言葉の重みや発した業の重みをしらないのです。こういった行いは、しぼり立ての牛乳のように、すぐに固まることは無いものの、徐々に固まって熟すると言われていますね。未来は誰にも予測できません。未来はまだ起きていません。そして今を生きることを遠ざけてしまっています。これは最大の問題なわけです。以前発信した未来予測や予言に惑わされないでという動画のコメント欄でも、不安や恐怖によって苦しんでいる人のコメントをもらっています。私たちは、残念ながら起きていない現象、目に見えない現象に不安や恐怖を覚えやすい存在です。そして、その不安や恐怖を生じさせることによって、不安や恐怖を増大させてしまい、より引き寄せてしまうわけです。

ここから未来予測や予言に振り回されてしまっている人に対して、何が必要なのかを説明しますね。まず断ち切ってください。未来予測や予言の刺激を不安や恐怖によって引き寄せてしまっているので、より情報が入ってしまいます。カクテルパーティ効果と言われているように、私たちは求めている刺激に対して選択的注意が働いてしまう存在です。ですから、一旦断ち切る必要があります。断ち切るには、まったくそういった情報を意図的に見ない聞かないということを繰り返していく必要があります。私たち人間は、繰り返した刺激により、よりその刺激を求めるという性質があります。例えば嗜好品であるお酒やたばこなどは典型的です。私は、どちらもやめることに成功していますが、これらも断ち切ることができればよいわけです。はじめは強い刺激で揺れ動きますが、やがて時間の経過とともに想起される回数や質量が低下していきます。そして時間が経てば一切浮かぶことがなくなってきます。これは、あらゆる出来事でも同様で、実は悟りに近づいていく手法でもありますが、こういった不安や恐怖をあおる刺激に対しても有効です。そして同様に今を生きることです。今あなたの目の前にある現実に目を向けることです。おそらく未来予測された不安な出来事というより、歩いて散歩をしてみれば、自然はいつもあなたの目の前でただ存在を繰り返しており、人の笑い声や楽しそうにしている人たちを見かけることでしょう。そしてあなたも目の前の現実に没頭することによって、不安や恐怖を感じない瞬間を体感することができるはずです。これは、今この瞬間に人間が生まれた最高の幸せな瞬間を誰もが体感できることを垣間見たということでもあります。そうやって私たちは、本来のあり方で、ありつづけていくのです。

<さいごに>

まだ起きていない未来に思い悩む必要はありません。

過ぎ去った過去に思い悩む必要もありません。

ただ目の前に広がる世界に目を向けてください。全身で感じて下さい。

そこにあるだけで、幸せな静寂があなたを包み込むことでしょう。

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