神秘体験 その1
この体験が起きたのは、2020年8月21日の夏の終わりに差しかかった時です。ですから約6年前の出来事です。いわゆる皆さんが不安にならないようにあらかじめ言っておくと、この体験による精神的な影響がなかったので、安心して聞いていただければと思います。
この日は、接心という1日中瞑想を何日かした、一週間後に起きた体験です。ここでこの神秘体験を具体的に話します。
私は瞑想を毎朝を繰り返しているのですが、この日は、瞑想をしていた時に微細なエネルギーが集まっていくことが、いつもに増して起きていました。そしてどうなったかというと、目に見えないエネルギーが爆発したんです。文字通りの爆発です。ですから、爆発前には目に見えないエネルギーがあふれて、死んでしまうという感覚があったんです。爆発は歓喜と光をともにつれて、大変な爆発でした。
爆発が起きた後は、文字通り目に見えないところで生まれ変わったような感覚を覚えました。
この日を境にして、立禅、シャバサナーを少しすると、同様の現象が少し弱まった感じで歓喜と光が同時に現れることが1週間から2週間くらいは続いた記憶があります。
この時は、いわゆる手印を組むと、その仏様が現れてくる体験があり、手印というのは安易にするものではないということも知りました。
この爆発というのは、パーンというはじけ飛ぶような感じなので、まさにビックバンではないですが、爆発です。このような体験は、1度起きた後は、もう同様の大きさでは起きないと、現在では認識しています。というのも、そのあとから、体のエネルギーの滞りがなくなっていた、エネルギーの流れが見えるようになったということが起きました。もしかしたら何かのつまりが完全に取れてしまったのかもしれません。
まとめ
ちなみに今現在は、同様の経験はないですが、光や体からのエネルギーがはじけるような感覚は時々起きています。それ以外にも神秘体験はいろいろありますが、今回は、これ以上は語りません。
この体験が何だったのかというと、今でわかることは覚醒の初期段階で起きる一つのサインだったということですね。私たちは、目に見える世界と、目に見えない世界の融合の中に生きています。いわゆる精神的世界は目に見えない世界、物質的世界は目に見える世界。っしてどちらを優先すべきかということですが、最終的に生まれた意味が魂の成長であった場合には、目に見えない世界をしっかり意識して生きることが重要です。
その大きな実感は、目に見えない世界のエネルギーの爆発によって、目に見えない世界の新たな出発点を迎えるのではないかと私は感じています。
ただここまで話してきましたが、瞑想は、効果効用を求めるものではなく、目に見えない世界をしっかりと感じていきることが大事です。
そして覚醒体験を繰り返すことによって、最終的には瞑想中や日常生活を送る時にスイッチのような形で、時間という概念を超えていく必要があります。時がまさになくなる状態で瞑想をしていく、日常をおくる瞬間をどんどん作っていくことになります。現状の西洋文明中心の物質的世界では、完全な時のない世界に埋没することは難しいです。ですが東の精神的世界と西の物質的世界が融合することによる最終的融合によって、新たな世界の構築、少なくとも私からみた統合した世界の出発は始まっていきます。
瞑想を繰り返すことにより、日常の中への落とし込みが確立していき、はじまりもおわりもない時のない世界というのは、こうゆうことなんだなと分かるところまでくる、最終的に精神的なエネルギーの高い場で、そのような生活をずっと送るのか、現代のような物質的な文明の中で、その世界を知りながら、世の中に光をもららすライトワーカーとなって、一隅を照らすのかは、それぞれの道です。
そしてのその出発点は、目に見えない領域での死を経験することでもあります。
日本人は、もともと東の場でも極東に位置する精神性を高めやすい場のエネルギーを宿しています。新たな生命の生まれ先としても、とても人気のある場所ですね。日本人として生まれて、恵まれた場所で、より精神的に高い生活をおくることはできます。
さまざまな踊らされることなく、物質文明的な思考による、目に見えることへの偏重した生き方ではなく、目に見えない精神的な領域も大切にしていきましょう。
そして精神的な領域を主軸としながら、物質的な文明をうまく生かしていくことこそ、一人一人が行う世界であり、世界が目指す次のステージです。
このまま物質的な領域、目に見える領域への過度な偏重は、いずれできなくなります。偏りは陰陽のバランスを崩すかのように、強制終了が起きますからね。それぞれの人生もそうですし、世界的な流れもそうです。
現代は物質文明としても、勢いを増して過激な方向に流れてきています。この流れを断つのは、それぞれ一人の在り方であり、精神的な側面をもつ日本の役割であり、我々の生き方そのものです。
こんなタイミングですから、私としても過去のかなり昔の神秘体験をみなさんに示すことにしました。皆さんにとっての精神的な探求の一助になれば幸いです。
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