今回は、霊的存在やチャネリングについての根本的な問いを含めた視点で話していきます。ですから霊的存在やチャネリングを全て肯定されている方は、視聴なさらないほうが良いです。少し疑問に思う事があると思う方は、ぜひ最後までご視聴ください。
今回の動画の結論をまず話します。
霊的存在を見たとしてもチャネリングをしたとしても、ひとりの世界で表現している人が多いということですね。
同じものを共通してみて、共通してのメッセージを受信することがないんですね。
この点は、非常なあやうさを秘めています。
つまり誰にも証明できないということです。
つまり本物も偽物もどちらかが判明できないわけですね。
一人で見えたり聞いたりした人は、結局誰にも同様のことができないまま終了します。
つまりいくらセミナーを聞いたり、学んでも同じ技術は伝承されないわけです。
これはどうなんだろうと私は思っています。
スピリチュアルの最大の問題は、再現性がないということですね。
高額の費用を払っても同じようにできませんし、同じ体験もしないということであれば、それはただのエンターテイメントになってしまいますね。
この点で言えば、学問に発展したもので、ある程度信憑性のあるものもありますね。例えば風水とか、手相、占星術ということですね。
逆にチャネリングってどうでしょうか。これは一部の人だけが、一人でチャネリングをその場でして、同時チャネリングが行われることってないですね。これって本当に大丈夫でしょうか。人によっては、亡くなった人や歴史的有名人と話しています。これも大丈夫でしょうか。これがもしできるのであれば、同時に同じ能力者が同じように語ることで、もう少し信憑性を増すことができるのだと思いますが、少なくとも私は一度もそれを目にしたことがありません。
再現性がないということは、結局その人がだけがみたイメージや幻覚、妄想の可能性があるわけです。同様のものを何一つ示すことができないまま、他の人たちにこの話を信じなさいということを前提として話しています。多くのスピリチュアルな発信でこのような事態が生じてしまっています。
またこういった能力者の方の多くが、悟りや覚醒した世界ではありえないこと状態になっています。
例えば、ビジョンやマスターとの会話をしているような話をしている人は、何かに依存してしまっている方がいますね。これは、確実に今から離れて生きてしまう習慣をつけさせてしまいます。一般の方も特に同じように誘導してしまっていますね。これは悟りや覚醒の概念からは程遠いことを発信してしまっている矛盾に気がついていません。
ここまで話してきましたが、
結論は、見たり聞いたり感じたりするという事は、同時に同じことが起きていることを証明できれば、とても信憑性が増します。
一方でこのあたりの信ぴょう性が高い話が、ごく一部で見られます。
例えばUFOや宇宙人などのことを話している木村秋則さんは、一人だけの体験でなく、家族が同時に見ていたり、別の番組で木村さんの話した内容と同じ内容が、別の方の発信したテレビの内容で放映されていたりと、とても信憑性の高い内容が紹介されていたりもするわけです。
ですから、霊的存在やチャネリングなどの話は、すごく慎重に関わったほうが良いです。本物はおそらくごく少数です。そして、もしその能力があるのであれば、それは伝承されていきます。その人一代で終わるものは、本物ではありません。
チャネリングや高次の存在とのコミュニケーションは私は、こういったこともあり積極的に表現することをしません。かと言って、私自身がこういった高次の存在とのかかわりがないかといえば、そうでもないです。瞑想などを通じて、マスターたちが現れた経験は私もしています。ただこの内容は、私人が見たり聞いている固有の世界であります。またこの体験に依存することで、それを求めてしまい、統合や悟りという世界からは遠のいていくことは、ある程度、瞑想が成熟すればわかってくることであります。
そういった点も含めて、覚醒や統合を私が取り上げているのは、同様の体験を多くの人がされているからです。そして教えているからですね。言葉や概念は違うにせよ、世界で同様の話がされていて、伝承もされていますね。ですからこの話を中心に私は話しています。
覚醒や統合は、人の苦しみを軽減します。これが私が人生でスピリチュアルに取り組み、人に発信するきっかけです。苦しみを取り除くためにチャネリングは全くと言ってよいほど必要ないです。そして統合や覚醒を通じて、ぜひ苦しみを軽減し、心軽やかになりながら、地に足をつけてもっと生きることができるように思います。
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