神社参拝の秘密である3礼3拍手1礼と日本人の覚醒

スピリチュアルメッセージ

今回は神社参拝の作法である二礼二拍手一礼、三礼三拍手一礼のどちらが良いのかということについて話をしたいなと思っております。ぜひさいごまでご視聴ください。

まず神社の拝殿に掲示されている作法の案内でも二礼二拍手一礼がありますね。現在では、みなさん統一して行っている様子が見られますね。この二礼二拍手一礼というのは、明治以降に神仏分離により徐々に浸透されていき、1948年(昭和23年)の戦後に神社祭式行事作法の改定で、統一された作法になっています。これは、戦後GHQにより代えられたとする説もありますが、少なくとも最近の考えになっていることがわかります。

そして三礼三拍手1礼というのがありますね。これは、明治時代よりも前はそうだったという説がありますが、確証たる根拠はないですね。ただ二礼二拍手1礼であったという根拠もなく、どちらかと言えば決まっていなかったというのが定説であるように思われます。ですから当時は合掌されるかたもいて、江戸時代に浸透していった神仏習合による影響を受けていたとも思われます。ただどちらでもなく、現在でも出雲大社は二礼4拍手1礼ですし、4は天地四方を意味するわけですから、4拍手にも意味があります。また8拍手というものもあったりと、現在でも全ての神社が統一しているわけではありません。

でどちらが良いのという事ですが、まず二礼二拍手一礼は、宮司さんの作法として、浸透していったものですね。三礼三拍手一礼というのは、三柱(みはしら)を表し、三柱の神は、アメノミナカヌシ、タカミムスヒノカミ、カミムスヒノカミのことで、つながりますね。また参道は三道に通じるという事でも通じます。さらに、三貴神として、天照大神、月読命、素戔嗚尊を表すとしても親和性が高いものとして感じられる方もいます。

私の調べる限りですと、3礼3拍手1礼は、スピリチュアル系では何人か著名人も発信しており、例えばバシャール、並木良和さん、心明さんなどが発信されていることでも知られています。

他にも3の意味としては、宗教的にも相性が良い数値です。キリスト教では、父と子と精霊(三位一体)にもつながり、仏教では、仏法僧という三宝を敬うという事で、三礼(さんらい)が基本となっていることからも、3というのは非常に宗教的には意味が強い数値ですね。

ここからが私の考えです。

まずは3礼3拍手1礼が良いかどうかの前に、一揖(いちゆう)をわすれないこと、一揖とは、鳥居を入る前に軽く会釈をすることです。鳥居は結界なので、入る前と入った後のエネルギーの違いは感じられる方はわかるでしょう。そして鳥居から出る前に一礼をすることですね。それを組み合わせると少なくとも一揖、2礼、2拍手、1礼、一揖となってきます。その上で、3礼、3拍手1礼を行うかどうかについては、私はやってみることが大切かと思います。

2礼2拍手1礼とどう違うか。少なくとも私が何度も繰り返して体験したこととしては、2拍手をすると、エネルギーが止まります、祈りのエネルギーが止まるんです。閉じるという表現をする方がいますが、閉まる、という感じがすごく近いです。そして3礼3拍手1礼でやってみてください。広がります。広がるということは、拝殿で神仏に向けて広がっていく届けていくという感じがするわけです。やってみて感じたのは、礼については、数の影響を感じませんでした。これが私の感想です。

ただTPOが大事です。自分一人で行う場、周りの方と一緒に行う場、これでは全く異なります。独りでしっかり向き合う際には、自身の心の問題ですから3拍手で向き合っても良いと私は感じています。

また住所と名前を言うということも宮司さんが言ったりしたのを見たことありますが、私は、これも何をしに来たのかという事になるかと思います。私たちは、神社という神聖な場で、自身の欲望をむき出しにして何かを叶えてもらおうとしていませんか。そうではなくて、鏡にむかって、我を除く行為です。ですから感謝してください。それだけでよいと思っています。

あとは、柏手についても指先をそろえておこなうという方式が、現在の標準的な神社作法となっているようですが、古式の場合には、指先をそろえないと言われています。左手を上にして、左手は「目に見えない世界」、右手は「現実の世界」を表し、右手を少し下げる。神様から1っ歩下がり、神様を敬うという意味があります。また両手は胸の高さにするというのがあり、額の高さにというのもありますが、私は胸の前で良いと感じているのと、私の場合は、柏手は指をそろえません。その方がしっかり柏手の音が拡がり澄むのを感じることができるでしょう。

ちなみに額の前は、古式でつかわれているようで、神への祈りをおり強く、直接的に天に届かせるという象徴的な所作として活用されているので、普段は胸の前でやっていますが、私は、ここぞというときは額の前で行うのも良いなと感じています。

まとめです。

参拝方法は、色々説があり、迷う事もあると思いますが、私はTPOやその時々の感覚を大切にして、行う事の重要性があると感じています。ただ私の感覚で言えば、3拍手を手をずらして行う事が、最も音の響きがよく、エネルギーが拡がっていくのを感じているので、みなさんもそれぞれやってみると良いのかと思っています。

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