みなさんいかがお過ごしでしょうか。天導です。
今回は、エックハルトトールさんの教えについて、3つのテーマを交えて、考察をまとめてみました。よろしくお願いします。
1つ目 人生の苦しみと今この瞬間との関係について
過去と未来の想定による概念が、人間の思考と同調していることに苦しみのきっかけがありますね。今にしかいないとどこにも問題がないものが、常に過去と未来を創造した今にいることで、人間は苦しみを増大させてしまっています。この時間という概念は、現在科学者の中でも時間は存在しないと言っている方がいますね。相互作用でしか語れないというブッダの因縁のようなことを言ってる方もいます。(カルロ・ロヴェッリ)時間の概念は、非常に不格好な側面も持っています。例えば時差。今私がいる時間と世界の時間は違うという事ですね。どこかに基準を置いて、決めてしまっているわけです。これを正しいと決めているわけですね。時空を超えてかんがえれば、12時は世界中で12時なわけですね。これが太陽の位置によってできないという実に何時間のズレも平気で認める世界が出来上がっている摩訶不思議な科学を使って人は生きています。科学に関しては、私も精通しているわけではないので、ここまでにするとして、瞑想を繰り返していくと、ある時から過去は今見ている過去、未来は今見ている未来でしかないことに気づくようになります。そしてこれはつまるところ今しかないことが体感の繰り返しにより染み付いてきます。そうすると今という世界でしか自身の真相を語れないことがわかってきます。これを言い方を換えると過去現在未来は1つであるという事でしか語れない体感を、瞑想実践者は感じてくるわけですね。そうすると過去を見ている今ですから、今みている過去を変えれば、過去はいくらでも変えることができますし、今見ている未来を変えれば、未来をいくらでも変えることができるようになってきます。そうすると過去は、いくらでも良き思い出に変えることもできるし、ミラはいくらでも引き寄せることができるとわかってくるようになります。これはとても新鮮な宇宙のパラレルの世界につながっていくことに気づく方もいるでしょう。そして今にいることは思考を取り扱わないことで生じます。思考はすでに過去になります。思考というのは今からのズレでしか生じていない現象です。この辺りに気づいていくと、スピリチュアルな真相に近づいていくことを感じられると思います。
2つ目:問題と思考の関係について
問題があるように思っているのは、とりついた執着のようなものですね。問題というのは本質的には発生していません。今という扱いの中では全て問題はありません。むしろ感北京といっていも良いでしょう。問題は、思考の産物とエックハルトさんがおっしゃるとおり、時間の概念が作り出した幻想なんですね。私たちは、人に問題視されることによって苦しんできた歴史があります。また現象を問題視する事よって、苦労を重ね発展をしようと努力してきました。けれども、問題という向き合い方は、全て痛みを生み出す根源を自ら、時間という概念を前提として、思考によってこしらえてきた証なんですね。まさにエゴの時代の歴史です。こういったことにビジネスのアプローチでも変革してきた例はありますね。ビジネスではソリューションフォーカスといって解決に目を当てる発想が生まれていますね。問題ではなくこれからどうするのか、今どうするのかに意識を向けると、ネガティブな視点からポジティブな視点に転換を図ることも可能ですからね。それはさておき、問題と思考、そして時間というこのつなぎによって、私たちは真相から目を背けることに、結果的になってしまっていることに気づき、目を覚ましていく必要があろうかと思っています。
3つ目 今にあるということについて
こちらについては、詳しくはYouTubeにてご視聴ください。
■引用参考文献はこちら↓
コメント